ビタミンB群の役割(その1)

ビタミンB群 サプリ ビタミンB群 とは

みなさん、こんにちは。

いよいよ明日からゴールデンウィーク!ここ何年かはなかなか外出もできませんでしたが、今年は出掛けるぞ!という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。めいっぱい楽しんで来てくださいね😊

 

さて、今回は、ビタミンB群についてお話していきたいと思います。ビタミンってたくさんあるので、何が何だかよくわからない、というご質問を良く受けます。ナマサプリでも、ビタミンB群サプリ以外に、ビタミンC サプリ、ビタミンE サプリ、マルチビタミン サプリと様々なビタミンサプリを取り扱っており、それぞれに役割がありますので、その辺りも含めてお話できればと思います。

■ビタミンB群とは?

ビタミンB群 説明

ビタミンB群とは、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシン(ビタミンB3)、パントテン酸(ビタミンB5)、ビオチン(ビタミンB7)、葉酸(ビタミンB9)の8種類からなる、ビタミン複合体のことを指します。これらのビタミンは、単体で摂ることよりも、同時に摂取することで、ビタミンB同士が助け合うことで効果が出るため、「ビタミンB群」と呼ばれています。

また、ビタミンB群は、水溶性のビタミンです。それは、食事などから摂取したビタミンB群は、尿によって排泄されてしまうため、身体に蓄えることができません。よって、一気にたくさんのビタミンB群を摂取するのではなく、日々継続的にビタミンB群を摂取していく必要があります。

ビタミンB群は、糖質(糖分)やたんぱく質などの栄養素を代謝する時に、酵素を助けて補酵素になる必須ビタミン。また、エネルギーがスムーズに作られることから、疲労回復はもちろん、ダイエットやお肌のハリやみずみずしさなどのコンディションを整えてくれる、美容面でも欠かせない栄養素と言えます。詳細は以下でご説明していきます。

[ビタミンB1]

●ビタミンB1の役割とは?

ビタミンB1には、糖質をエネルギーに変換する役割があります。また、皮膚や粘膜の健康維持をサポートする役割、脳や神経の働きをサポートする役割などもあります。

●ビタミンB1はどうすると不足するの?

ご飯、ラーメン、パンなどの炭水化物の摂取(不規則な食生活)が多い方やお酒などのアルコールを飲む機会が多い方はビタミンB1が不足しやすくなります。

●ビタミンB1が不足すると?

糖質の代謝がうまくできなくなるため、疲労感や、だるさ、肩こりや筋肉痛などの原因となってしまいます。また、集中力が低下したり、お酒を飲んだ次の日に辛い二日酔いなどの原因にもなりえます。

[ビタミンB2]

●ビタミンB2の役割とは?

ビタミンB2には、脂質をエネルギーに変換する役割があります。また、皮膚や粘膜の健康維持をサポートする役割もあります。

●ビタミンB2はどうすると不足するの?

ビタミンB2は脂質代謝に関わる補酵素ですので、脂質を多く含む食事などを多くされる方は、ビタミンB2が不足する傾向にあると言えます。

●ビタミンB2が不足すると?

脂質の代謝がうまくできなくなることで、口内炎や粘膜に炎症を起こしたりする場合があります。また、成長スピードが落ちるとも言われています。

[ビタミンB6] 

●ビタミンB6の役割とは?

ビタミンB6には、タンパク質からエネルギーを産み出す役割があります。また、アミノ酸の再合成(分解と吸収)をサポートする補酵素でもあるため、トレーニングやダイエットなどをしている方には、タンパク質と一緒に摂取すべき栄養素です。その他皮膚や粘膜の健康維持もサポートする役割があります。

●ビタミンB6はどうすると不足するの?

ビタミンB6は、タンパク質を摂取すればするほどビタミンB6が必要となるので、筋トレやダイエットなどで、プロテインを飲んでいる方は積極的に摂取すべき栄養素です。

●ビタミンB6が不足すると?

ビタミンB6が不足すると、皮膚のかゆみや口内炎や粘膜の炎症、また、貧血、うつ、下痢などの症状を引き起こします。

[ビタミンB12]

●ビタミンB12の役割とは?

ビタミンB12は、ビタミンB6と同様に、タンパク質の合成、また、アミノ酸の再合成の役割があります。また、赤血球の合成(血液を作り出す)にも欠かせない栄養素です。よって、貧血気味方は積極的に摂取するといいでしょう。

●ビタミンB12はどうすると不足するの?

体内のビタミンB12の蓄えが減少し、かつ食品からの吸収率も低下するお年寄りの方や、お野菜のみを食べ、動物性食品をあまり食べない方などは注意が必要です。

●ビタミンB12が不足すると?

ビタミンB12が不足すると、ビタミンB6などと同様に、貧血やうつ病、また、手足のしびれなどを発症したり、発育不全などにも影響します。

 

いかがでしたでしょうか。

次回以降では、ナイアシン(ビタミンB3)、パントテン酸(ビタミンB5)、ビオチン(ビタミンB7)、葉酸(ビタミンB9)の役割などについてお話させて頂く予定です。

本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました😊