アスタキサンチンって最近よく耳にしますよね。

アスタキサンチン 抗酸化作用 アンチエイジング サプリ

みなさん、こんにちは。

今週もはじまりました〜!円安がものすごいことになっていて、狙っていた海外旅行もどうしようかと悩み中です…いつまでこの状況が続くのでしょうか💦

 

さて、今回は最近よく耳にするアスタキサンチンという栄養素についてシェアしていきたいと思います。とっても魅力的な栄養素であるアスタキサンチンについて、早速初めていきましょう。

[アスタキサンチンとは]

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アスタキサンチンとは、”カロテノイド”と言われる天然色素の一種で、<海のカロテノイド>と言われています。”カロテノイド”と聞くと、聞いたことの無い言葉かもしれませんが、トマトの赤色成分であるリコピンや人参のオレンジ色成分であるβカロテンと同一種です。リコピンやβカロテンなら一度くらい耳にしたことがあるかもしれません。なお、このカロテノイドは、からだの中で合成することはできません。

では、私たちは、このアスタキサンチンをどうやって体内に摂り込んでいるかというと、別途記載させていただきますが、代表的なもので、サケやいくら、エビなどからです。

サケは元々は白身の魚ですが、アスタキサンチンを多く含むオキアミなどのプランクトンをエサにしているため、赤色(サーモンピンク)になるのです。この赤い色素がまさにアスタキサンチンです。また、エビも生きている時は赤色はしていませんが、加熱することで、たんぱく質とアスタキサンチンが分離することで赤色に変わります。これはエビがサケ同様にアスタキサンチンを含むプランクトンをエサにすることで、エビの体内にアスタキサンチンが蓄積されている証です。

[ヘマトコッカス藻]

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アスタキサンチンは<海のカロテノイド>とお伝えしましたが、海産物からアスタキサンチンを抽出することはとても難しいのが現状です。

では、どうやって体内に摂り入れるようにしているかというと、<ヘマトコッカス藻>という微細藻から抽出していることがほとんどです。

この<ヘマトコッカス藻>は、単細胞の植物プランクトンの一種です。通常の環境では、アスタキサンチンを生み出しませんが、厳しい環境になると、休眠状態での自らを防御する為に、体内でアスタキサンチンを作り出すのです。これがまさにアスタキサンチンのパワーと言えます。

自らを防御することができる=アスタキサンチン

先程、サケについてお話しましたが、サケはもともとは白いお魚です。そして、アスタキサンチンを含むプランクトンを摂取し、体内に蓄えています。サケが故郷の河川を遡上するにはとても大きなストレスが掛かります。そして、その厳しい戦いを乗り越えるため、サケを防御しているのが、体内にあるアスタキサンチンなのです。そして、そのアスタキサンチンは、サケの卵であるいくらにも受け継がれ、そのいくらが無事に孵化するまでの間、いくらを防御してくれているのです。

では、なぜアスタキサンチンによってそこまでの「防御」が可能なのかについて、次にお話させていただきます。

[アスタキサンチンパワーって?]

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アスタキサンチンの防御パワーについては、既にお話させて頂きましたが、その理由、それは、このブログでも良く出てきている

「抗酸化作用」

です。

抗酸化作用とは、体内に過剰に発生した活性酸素を抑えることですね。活性酸素は、不規則な食生活や紫外線、ストレスなどによって、体内に過剰に発生してしまい、本来、私たちが持っている抗酸化パワーでは足りなくなったり、歳を重ねることに抗酸化パワーは衰えていくために、食事やサプリメントなどから抗酸化作用の強いものを摂り入れていく必要があるのです。

適度な活性酸素は、私たちの免疫機能を維持するために必要です。しかしながら、過剰に発生してしまった活性酸素は以下のような症状を引き起こすリスクになります。

  • ガン

  • シミ、しわなどの老化

  • 糖尿病や動脈硬化などの生活習慣病

  • アルツハイマーなどの脳疾患

  • 白内障

抗酸化作用を持つ栄養素を摂ることが、とても大切であることがお分かり頂けたかと思います。また、特に年齢を重ねた方々にはより積極的にアスタキサンチンなどの抗酸化パワーを蓄えて頂きたいと思います。

ちょっと長くなってしまいましたので、アスタキサンチンが持つ、その他のパワーについては、また次回にしたいと思います。

本日も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました😊